5日も各地で災害級の暑さとなる見込みです。
特に関東では、国内の観測史上最高に迫る予想で熱中症に厳重な警戒が必要です。
5日も強い暖気と高気圧の影響で、関東を中心に記録的な暑さとなる見込みです。
群馬・前橋市では、午前11時までに38度を観測するなど危険な暑さとなっています。
群馬・桐生市や前橋市で、41度と国内の観測史上最高に迫るおそれがあります。
各地でも災害級の暑さとなる見込みで、埼玉・熊谷市で40度、静岡市や岡山市なで38度、東京都心でも37度となる予想です。
また、熱中症警戒アラートは44都府県に発表されていて、統計史上過去最多となっています。
東京都監察医務院によりますと、東京23区では2025年6月から7月末にかけて熱中症の疑いで56人が亡くなっていて、このうちエアコンを使用せず、屋内で亡くなっていた人数が38人と全体の約7割に上ることが分かったということです。
命に関わる危険な暑さとなっているため、こまめな水分補給やエアコンの適切な利用など熱中症対策を徹底してください。
一方、北日本では5日朝から激しい雨が降っていて、道路が冠水するなどの被害が出ています。
秋田・能代市では、1時間に65mm、北海道・釧路市では、1時間に60mmと観測史上1位を記録する大雨となっています。
この雨は夕方まで続く見込みで、土砂災害などに警戒が必要です。