8月5日の北海道は、前線を伴った低気圧が通過する影響で、局地的な大雨となっています。

 釧路市では、午前7時53分までの1時間に60ミリの雨が降り、1937年の統計開始以来、観測史上1位の非常に激しい雨となっています。

 この影響で釧路市付近では、道路の冠水などが相次いでいます。

 また、大雨の影響で、JRは道東と道北の一部の特急と普通列車で運休が発生しています。

 道内は、5日昼前にかけて雷を伴い断続的に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。


 予想される1時間降水量は、日本海側と太平洋側西部、オホーツク海側北部で40ミリ、太平洋側東部で30ミリです。

 大雨による低い土地の浸水と河川の増水に警戒するとともに、土砂災害にも十分な注意が必要です。

 また、日本海側南部と太平洋側西部では、5日昼過ぎにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意が必要です。

北海道文化放送
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