中国で子供を連れた日本人女性が襲われ緊張が高まる中、日中友好のイベントが始まりました。
駐中国・金杉憲治大使:
事件は非常に残念で引き続き心配ではある。ただ、それと同時に民間交流というのは続けていかなければいけない。今回の大会が実現できて本当によかったと思う。
4日、中国・北京市で始まったのは、日中国交正常化の記念事業の一つ、中学生による卓球大会です。
新型コロナの影響で、8年ぶりの開催となりました。
大会では、友好交流関係にある日本と中国の都市の4人の中学生が、一つのチームを組んで競います。
江蘇省で7月31日、子供を連れた日本人女性が襲われた事件を受けて、金杉憲治大使は「大会が実現できて良かった」と真情を吐露しました。
大会は8日まで行われます。