高温や少雨により農作物へ深刻な影響が出ているとして、JAの関係者などが吉村知事に緊急の要請を行った。

要請を行ったのは、JA山形中央会の折原敬一会長と県土地改良事業団体連合会の佐貝全健会長理事。

要請書では、6月からの高温と少雨による農作物への影響が深刻であるとして、JAは緊急の渇水対策に加え農業用水用の地下水掘削など、2026年以降の安定した営農につながる環境整備を要請した。
また、土地改良団体はコメの収量が危ぐされるとして、移動式ポンプなどを活用した渇水対策を求めた。

(JA山形中央会・折原敬一会長)
「水害があったり、ここ何年かこういう状況が続いているので、行政とも十分な連携をとりながらやらせてもらいたい」

要請に対して吉村知事は「去年(2024年)の豪雨に続き、生産者は大変な思いをしている。関係各所と協議しながら早急な対策を講じていきたい」と述べた。

さくらんぼテレビ
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