世界の子どもたちが野球を通じて交流する世界少年野球大会が8月1日、秋田県大仙市で開幕しました。開会式には王貞治さんが登場し、子どもたちを激励しました。

大仙市で開幕した世界少年野球秋田大会。日本を含む12カ国の子どもたちが参加します。県内からは14人が参加し、世界の子どもたちと交流します。

1日は開会式が行われ、元プロ野球選手で通算868本の最多ホームラン記録を持つ王貞治さんが子どもたちを激励しました。

王貞治さん:
「暑さを吹き飛ばして頑張ってくれれば私はうれしい。頑張って下さい」

続いて3つの国の参加者が力強く宣誓しました。

日本の代表は秋田市の秋田大学付属小学校6年の山崎寛也さんで「私たちは日本代表として、誇りを持ってこれからの練習に励みます」と元気に宣誓しました。

開会式のあと、子どもたちは早速、試合や野球教室に臨みました。

王貞治さん:
「子どもたちには大会だけで終わるのではなく、国へ帰ってからもしっかりと野球を続けてほしい。国のレベルも上がるので自分の仲間をどんどん増やしてほしい。会場に足を運んで子どもたちの動きを応援してほしい」

大会は6日まで開かれ、2日からは交流試合のほか、日本や秋田の文化や観光などの体験活動も予定されています。

秋田テレビ
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