柔道男子66キロ級で世界を舞台に活躍した丸山城志郎さんに宮崎市栄誉賞が贈られました。
宮崎市出身の丸山城志郎さんは、世界柔道選手権やグランドスラムなどで優勝し、世界ランキング1位に輝くなど日本柔道界を牽引、2025年2月に現役を引退しました。宮崎市栄誉賞の授賞式は宮崎市役所で行われ、丸山さんに賞状とトロフィーが贈られました。
小学5年生まで宮崎市で過ごしていた丸山さんは、大淀川の堤防沿いを毎日走ってトレーニングしていたことなど宮崎市での思い出を話していました。
現役引退後は、母校である天理大学で学生を指導したり、ヨーロッパのチームに臨時指導を行ったりと、指導者として新たな道を歩み始めています。
（丸山城志郎さん）
「出身地で栄誉ある賞をいただくことは光栄なことですし、もっとスポーツに携わりながら宮崎市の子供たちの未来のために色々な活動していきたいと思っています」
丸山さんは「今後、柔道に限らずスポーツを通してその楽しさや人生に必要なことなどを伝えていきたい」と話していました。宮崎市栄誉賞の受賞は丸山さんを含め15件目です。
