災害に備えるきっかけにしてもらおうと、防災食作りを体験できるイベントが、宮崎市で開かれました。

このイベントは、宮崎市男女共同参画センター「パレット」が毎年開いているもので、親子連れなど22人が参加。講師を務める宮崎農業高校の生徒が考えた防災食のレシピ、「三色丼」など3品に挑戦しました。

材料は、常温で保存できる乾燥野菜やツナ缶を使用。また洗い物を出さないよう、包丁やまな板は使わず、耐熱ポリ袋を使って湯煎で調理しました。そして、新聞紙で皿を作り…調理した袋を重ねて完成です。

(参加者)「災害時に食べるものはとても大事なので、こうやって前もって知っておくことは、とても大切だと思いました」

(子供)「うまかったです!」
(保護者)「簡単にできるし、切り干し大根も(お湯で)戻さずに使えることがとてもびっくりで、とてもおいしくできました」

(宮崎農業高校の生徒)「(レシピを考えるときは)災害時に一番足りない食物繊維など、栄養が偏らないように気をつけて、しっかり栄養バランスが取れるように気をつけています」

参加者にとって、災害に備えるひとつのきっかけになったようです。

テレビ宮崎
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