能登半島地震の県の初動対応を検証する委員会が検証結果をまとめ、馳知事に報告しました。
県は能登半島地震の初動対応を検証するための委員会を去年設置し、県職員や支援団体へのアンケートなどをもとに課題や改善策をまとめました。
報告書では最低限の業務継続に必要な職員以外は災害対応にあたることが徹底できておらず一部の部局や職員に負荷が集中したことなどを課題にあげています。
また、一般のボランティアに被災地入りを控えるよう馳知事が呼びかけたことについてはその後、状況が変わっても当時の発言が拡散され続けた、としました。その上でインパクトの大きい情報発信はその後の変化の見通しについてもあわせて発信するよう改善を求めています。
委員会は先ほど馳知事に検証結果を報告し、県はこれをもとに地域防災計画などの見直しを進めていくことにしています。