与党が大敗した参院選をうけての臨時国会が召集され、国会には新人議員が次々に登院した。
五輪の競泳金メダリストでスポーツ庁の初代長官も務めた自民党の鈴木大地議員は、「日本を元気にして、医療費や社会保険料や税制の適正化に取り組んでいきたい」と、健康政策に力を入れる考えを示した。
タレントで社民党のラサール石井議員は、「これまでも記者会見をやってきたが過去最高のカメラの数なので、これは重責なんだなとひしひしと感じている」と感想を述べたうえで、「国民、庶民の皆さんの生活が少しでも良くなり、みんなが明るく暮らせるような、お金のことをあまり心配せずに少しでも気持ちが明るくなるような社会を作っていきたい」と決意を語った。
弁護士で日本保守党の北村晴男議員は、「自分が訴えていたことを実行に移す背中を強く押してもらったと思っている」と選挙戦を振り返ったうえで、スパイ防止法の制定や外国人の土地取得規制、不法滞在者などへの厳正な法執行を強く働きかけ、必要なら法整備をする」などと改めて目標を掲げ、選択的夫婦別姓については「阻止する」と主張した。
東京選挙区から出馬し「さや」の名で参院選を戦った参政党の塩入清香議員は、「緊張と喜びとで胸がいっぱいです」と感想を語った。選挙中に「核武装が最も安上がりだ」と発言したことについて問われると、「参政党の方針に従うつもりだ。細かい部分については後日報告できたらと思う」としつつ、発言を撤回するかについては「党とのすりあわせが終わったら報告したい」と述べるにとどめた。