6月の有効求人倍率は1.22倍で、2カ月連続で低下しました。
有効求人倍率は、仕事を求めている人1人に対し何人の求人があるかを示すもので、6月の有効求人倍率は前月を0.02ポイント下回る1.22倍で、2カ月連続で低下しました。
新規求人を産業別にみると、前の年の同じ月に比べて「情報通信業」が5.2%増加しましたが、「卸売業、小売業」が11.7%、「生活関連サービス業、娯楽業」が9.1%減りました。
厚生労働省は、「企業の求人数の減少幅が大きく、製造業では、アメリカの関税措置による影響が不透明として様子見するなどの声が聞かれた。今後の推移を注視したい」としています。