岩手県内のコメの生産技術の向上につなげようと、2025年本格的に栽培が始まった新しい品種「白銀のひかり」を栽培している田んぼを農業関係者が視察しました。
コメの新しい品種「白銀のひかり」は、県のブランド米「銀河のしずく」に寒さに強い品種をかけ合わせて開発されたものです。
7月29日はJAの担当者や生産者合わせて14人が岩手町の水田を訪れ、生育状況や管理方法を確認しました。
白銀のひかりはこの春から作付けが本格的に始まっていて、県全体の作付面積は約100ヘクタールで500トンの生産を目指しています。
生産者によりますと、2025年は高温の傾向が続いているためコメの生育が早く進んでいるということです。
県JA稲作部会連絡協議会 川村厚会長
「(コメの)粒が大きいので、この品種はいいと思う。若い人たちに食べてもらえるコメを仕上げたい」
「白銀のひかり」の収穫は8月下旬から9月中旬までと見込まれています。