宮崎県川南町で、日本三大開拓地の小学生が一堂に会した交流会が開かれました。
川南町と青森県十和田市、それに福島県矢吹町は、戦後の国営開拓事業が成功した「日本三大開拓地」とされています。
三大開拓地の小学生の交流事業は1997年から始まり、今年は、それぞれの市と町から小学5年生と6年生あわせて42人が参加。
交流会では、地元の方言や魅力などをグループに分かれて発表しました。
(参加者の発表)
「三つ目は ひんだれた です。これは疲れたという意味です」
「使い方としては一つ目の てげ と合わせて てげひんだれた と使ったりします」
発表の後には、川南町の歴史に詳しい平塚金治さんが、川南町が三大開拓地となった理由について「戦後食べ物、土地、住む家が整っていたため」と説明しました。
(十和田市から参加 小学5年生)
「昔の歴史をちゃんと知って、これからの世代に生かしていきたいと思いました」
(川南町から参加 小学6年生)
「もし大人になって旅行とか行くときにいろんな方言とか使って喋れたらいいなと思います」
一行は、この後、西都原考古博物館を見学。
7月31日は県庁を訪れる予定です。