福島県沿岸部に津波警報が出されたことにより、交通機関に影響が出ている。
JRは、常磐線の仙台から東海駅間の上下線で、磐越東線のいわきから小野新町の上下線で終日運転を取り止める。31日は、津波警報の状況によって判断するということ。
バスについては、いわき市内の海岸線を運行する路線バス、高速バスのいわき・東京線、いわき・仙台線で運休・運行見合わせ。31日も一部運休が決まっている。
また、国道6号線は茨城県日立市からいわき市小名浜住吉までの約49キロや双葉町新山から南相馬市鹿島区までの約31キロなどが通行止めになっている。
そのほか、仙台空港は、滑走路の使用を見合わせている。
また、東京電力は福島第一・第二原発の作業員に避難指示を出している。福島第一原発で実施されている処理水の放出は、安全のため停止しているが、第一原発・第二原発ともに新たな異常は確認されていないということだ。
(7月30日午後6時時点)