元交際相手を殺害する目的でアパートの一室に火をつけた罪に問われている女に実刑判決が言い渡されました。
現住建造物等放火と殺人予備の罪で実刑判決を受けたのは大分県大分市の無職大塚茉鈴被告31歳です。
判決文などによりますと、大塚被告は2024年5月、同棲していた元交際相手の男性を殺害する目的で大分市内のアパートの一室でアルコール度数の高い酒を布団などにまき、火をつけて部屋の壁などを燃やしたとされています。
30日の判決公判で辛島靖崇裁判長は「復縁の話がきっかけで綿密な計画性は認め難いが放火という危険な手段を選んだのは強い非難を免れない」などとして大塚被告に懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。