ニッスイは30日、福岡県北九州市に新たな工場を建設すると発表しました。

2027年の操業開始を予定しています。

ニッスイによりますと、新たに建設するのはグループ会社「北九州ニッスイ」の本社工場で、北九州市戸畑区の旧第一工場と隣接するニッスイの所有地を活用します。

新工場では冷凍の具付き麺や業務用食品、家庭用のフィッシュソーセージなどを生産する予定です。

AIなどの最先端技術を活用して効率化や生産最適化を図るほか、省エネ設備で消費電力を半減して脱炭素化を目指すなどニッスイの国内食品工場の「モデル工場」と位置付けられています。

2026年12月に完成予定で、2027年の操業開始を予定しています。

建設される戸畑地区には、前身の共同漁業時代からニッスイが長年にわたりトロール漁業や食品加工の拠点を置いています。

冷凍食品を製造していた旧第一工場が2021年に焼失して建物が撤去され、現在はニッスイ戸畑工場と北九州ニッスイ第二工場で加工食品を生産していますが、この2工場は新工場などに業務を移管して閉鎖するということです。

テレビ西日本
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