29日、行われた原爆死没者追悼慰霊式。
被爆80年となる今年、およそ25人の被爆者や被爆2世が参列しました。
≪黙とう≫
【広島県被団協・箕牧智之 理事長】
「県内の被爆者の高齢化が進み、大きな課題となっています。私たち被爆者の90年はありません」
県内の被爆者が5万人を下回る中、被爆体験を若い世代が受け継ぎ、戦争のない世界の実現を願うと追悼の言葉をこめた箕牧理事長。
被爆者に対する国家補償を国に求めると改めて協調しました。
さらに、植田雅軌副理事長も核兵器廃絶に向けて訴えを続けていくことを誓いました。
このような思いを胸に迎える「原爆の日」まであす30日であと一週間です。