今月14日、天草市御所浦町の倉庫で見つかった旧日本軍製の砲弾について、29日午後、自衛隊による爆破処理が行われます。
今月14日、天草市御所浦町牧島の倉庫で、解体工事やごみの廃棄を依頼され訪れた建設業者が、全長約24センチ、直径約7.5センチの砲弾のようなもの二つを発見し、御所浦駐在所に届け出ました。
その後、佐賀県にある陸上自衛隊目達原駐屯地の不発弾処理隊が調査を行ったところ、起爆装置である信管が付いた旧日本軍製の7センチ砲弾と判明しました。
爆発の危険性はないものの、船での輸送は難しいということで、29日午後から天草市が管理する島内の土砂捨て場で、自衛隊による爆破処理が行われます。
また天草市によりますと、御所浦町の神社に奉納されていた砲弾についても、あわせて処理を行うということです。
きょう午後1時から、爆破予定地の半径400メートルが警戒区域となり、付近約2キロの範囲を通行止めにしたうえで、爆破は午後2時を予定しているということです。
市によりますと、その区域に住宅はないため、避難する人はいないということです。