お盆の時期を前に八代市の山あいでは、ホオズキの出荷が最盛期を迎えています。
八代市泉町の花き農家、押方 久成さんは自宅前の約5アールのハウスでホオズキを栽培しています。
去年8月に種をまき1年間、丹精込めて育てたホオズキは現在、大人の背丈ほどに成長し収穫時期を迎えていて、押方さんは妻の晴代(はるよ)さんと一緒に毎日、日の出前から収穫作業を行っています。
ホオズキはふくらんだ形が提灯のように見えることから、厄除けや仏壇の供え物として飾られるということで、1本の茎には子どものこぶしほどの大きさの色鮮やかな朱色の実が鈴なりについています。
収穫されたホオズキは形を整えたあと、県内の市場に出荷されるということで、作業はお盆前まで続くということです。