夏の高校野球・宮城大会は7月28日、決勝が行われ、33年ぶりの顔合わせとなった仙台育英と東北学院榴ケ岡が甲子園をかけ戦いました。
甲子園への切符をつかむのは2年ぶりの王座奪還を狙う仙台育英か。ノーシードから初の栄冠を目指す東北学院榴ケ岡か。宮城62校の頂点をかけた一戦。
学院榴ケ岡の先発は防御率1点台のエース・佐々木健斗投手。しかし、その立ち上がり。仙台育英が2アウト1塁2塁のチャンスを作ると5番・和賀選手!三遊間を破る当たりはこの夏自身初のタイムリー!貴重な先制点をチームにもたらします。
一方、仙台育英の先発はプロ注目のエース左腕吉川投手。140キロ台前半のストレートと切れ味鋭いスライダーを軸に6者連続三振を奪うなど、立ち上がりから見事なピッチングを続けます。
それでも、5回。学院榴ケ岡の1番・阿部選手が内野安打をもぎ取り2アウトながら同点のチャンスを作ると2番・鈴木選手。ここは吉川投手が踏ん張り同点とはなりません。
ピンチをしのいだ仙台育英はそのウラ、ノーアウト満塁のチャンスを作ると!3番・土屋選手が押し出しのフォアボールを選び追加点を奪います。
続くチャンスで打席には先制タイムリーの和賀選手!きょう2打点目となるセンターへの犠牲フライ!仙台育英が中盤に点差を広げます。
その後仙台育英が得点を重ね、迎えた9回2アウト。
仙台育英が2年ぶり31度目の優勝!甲子園の切符をつかみました!