夏の特産品が今年も登場です。
島根県・丸山知事:
「いい歯ごたえ!」
出雲市斐川町の特産・出西しょうがの出荷が8月から始まるのを前に、7月28日生産者たちが今年の初物を島根県庁に持参。丸山知事もその味に太鼓判です。
出西しょうがは緑の茎の根元に紅色を帯びているのが特徴で、その栽培が江戸時代にまでさかのぼるとされていますが、今年は連日の猛暑が厳しい状況をもたらしているということです。
島根県・丸山知事:
「水がないとこれだけみずみずしさがね…」
出西しょうが生産協議会・田口裕一郎副会長:
「やっぱり路地もなかなかいま厳しいので。かん水もしないといけないんですけど、なかなかこれだけ土が乾燥していると厳しい」
このため天候に左右されない『ハウス栽培』を始める生産農家も現れるなど天候対策と収量アップの取り組みも行われているということです。
出西しょうが生産協議会・永戸薫会長:
「手間的なところがよくなる分、ただ設備投資は必要なのでなかなか一概にすぐにというわけにはいかないところがある」
ハウス栽培のしょうがは8月1日、路地物はお盆明けをめどに出荷の予定で、今シーズンは約5トンを出荷して約700万円の販売を見込んでいます。