川西町と飯豊町がふるさと納税の共通返礼品に関する連携協定を結んだ。取り扱うのは、両町に工場を持つ大手文房具メーカー「三菱鉛筆」の製品。

ふるさと納税の共通返礼品は、複数の自治体が協力してそれぞれの地域の特産品を組み合わせた返礼品のことで、新庄市と金山町など県内でも取り組んでいる自治体がある。

飯豊町と川西町が共通の返礼品として用意するのは「文房具」。
川西町に立地していた大手文房具メーカー「三菱鉛筆」の山形工場が、老朽化などを理由に、2025年1月に飯豊町に一部商品の生産拠点を移したことから、2つの町の連携強化と地域経済の発展を目指して連携協定の締結に至った。

共通返礼品のメニューは、飯豊町の工場で作られる「鉛筆」「色鉛筆」と、川西町の工場で生産される「ボールペン」を組み合わせた3セットが予定されている。

現在、総務省に申請中で、早ければ9月から提供を開始するという。

さくらんぼテレビ
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