佐賀駐屯地のオスプレイの飛行訓練が、28日から始まりました。

8月4日以降は県内への飛行も予定されていることから、九州防衛局は28日、佐世保で説明会を開きました。

7月9日に開設された佐賀駐屯地で、28日からオスプレイの飛行訓練が始まりました。

訓練の目的は「飛行の基礎となる操縦法の習得」と「練度の維持・向上」とされています。

防衛省によりますと、8月4日以降は佐世保市の陸上自衛隊・相浦駐屯地や海上自衛隊・大村航空基地、それに 熊本県の高遊原分屯地でも飛行訓練が予定されます。
   
佐世保市の相浦地区で28日、九州防衛局などが地域の住民約60人を対象に説明会を開きました。

佐賀駐屯地でのオスプレイの運用に対し、住民が説明を求めていたことに応えました。

説明会は非公開でしたが、住民側からは飛行経路や騒音などについて不安の声があがりました。

これに対し、九州防衛局からは「安全を重視し、一定の情報を提供する」と回答がありました。

相浦地区自治協議会  山口久雄 会長
「住民の安全安心が第一だと言ってもらった。私共も住民の声があった場合には伝えさせてもらう」

九州防衛局 佐々木基登 企画部付
「地元自治体と相談しながら情報提供を様々な形でさせていただく」

防衛省はオスプレイの飛行を高度300m以上とし、必要に応じて住宅や病院上空での飛行を制限するとしていますが、詳細については明らかにしていません。

テレビ長崎
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