「石破おろし」の声が全国で高まる中、自民党の福岡県連は28日に執行部会を開きました。
◆石破茂 首相
「深くお詫びを申し上げる次第でございます。一切偽りのない心で嘘のない心で、国家国民のために尽くす」
28日午後に開かれた自民党の両院議員懇談会で、参院選での大敗を陳謝した石破首相。
一方でアメリカとの関税交渉などを引き合いに出し、改めて続投の意向を示しました。
この懇談会に先立ち、自民党の福岡県連も28日に定例の執行部会を開きました。
終了後の会見で、石破首相の進退について県連としての姿勢を問われると…。
◆自民党福岡県連 松本國寛 会長
「両院議員懇談会の議論・総括でしっかりとした回答を出してほしい」
一部では退陣を求める声もあがったものの、県連としては判断を党本部に委ねるとの結論に至ったということです。
その上で、「引きずり下ろすような行動は慎んでほしい」と党内融和を求めました。
続投か退陣か、首相の決断が今後の政局を大きく左右することになります。