徳島県では夏休みの子供たちに地元の伝統文化を学んでもらおうと、「阿波人形浄瑠璃」の伝承教室が開かれています。

【講師】
「立った時には、こうやろ。座る時もこれで良い」

子どもたちは、真剣な表情で人形の動かし方を学びます。

小学生から高校生までの37人が参加したのは、国の重要無形民俗文化財に指定されている「阿波人形浄瑠璃」の伝承教室です。

県が後継者の育成などのために夏休みに開催していて、子どもたちは「語り」、「三味線」、「人形遣い」と3つのコースに分かれて練習に取り組みました。

【参加した中学2年生】
「頭がどんどん下がっちゃって難しいなと思います」

熱のこもった練習は8月まで続けられ、最終日には発表会が行われる予定です。

関西テレビ
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