広島と長崎の「原爆の日」を前に、東京都で原爆の犠牲者を追悼する集会が開かれました。
東京・葛飾区で開かれた式典には、小池都知事や都内に住む被爆者ら141人が出席し、犠牲者への追悼とともに核兵器が二度と使われることがないよう願いを込めて黙とうが捧げられました。
小池都知事は「戦争と原爆の記憶を語り継ぐことは、私たちの重要な使命であります」と述べ、現在、都内に住む被爆者が約3300人いるとしたうえで、「子どもたちに平和を引き継ぐべく全力を尽くしていく」と語りました。
また、2025年は被爆80年の節目の年で、国連での原爆展で使われた原爆パネル展が8月から都内で開催される予定です。