自民党の河野前デジタル相が27日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、参議院選挙の敗北の責任をとり森山幹事長が辞任するべきだとの考えを示しました。
自民党・河野太郎前デジタル相:
(衆院の)総選挙、参議院選挙と2つ惨敗をしたわけですから。首相がまだ日米関税交渉もあるというならば、そこはやっぱり幹事長が全責任を負って自分がけじめをつけるからということで、何らかのけじめというのは、組織として必要なんだろうというふうに思います。(Q.森山幹事長が辞任すべきだという意味ですよね?)そうです。
一方、関税交渉が終わった後の石破首相の進退については、「首相が判断することだ」と述べるにとどめました。
これに対し、同席した国民民主党の古川代表代行は「政治は結果責任が問われる。トップが責任をとらないと次には進めない」と指摘しました。
石破首相の進退を巡っては26日、自民党の茂木前幹事長も、自らのユーチューブ番組で辞任を要求しました。
自民党・茂木前幹事長:
これは今回に限らず衆議院選でも、そして都議選でも過去最低の議席。そして今回3連敗。スリーアウトチェンジみたいな状態。リーダーも含めて主要なメンバーを決めて「こういうメンバーでやり直していきます」そういう姿というのが再生のためには必要だし。
自民党が28日予定している全議員対象の懇談会では、執行部の責任論が噴出するとみられます。