肥後銀行の創立100周年を記念したパネルディスカッションが7月25日に熊本市で開かれました。
熊本城ホールで行われたパネルディスカッションには、肥後銀行の笠原慶久頭取や蒲島郁夫前熊本県知事が参加。
また、熊本出身の俳優宮崎美子さんや信愛女学院高校出身で元バレーボール日本代表の古賀紗理那さんもパネラーとして登壇しました。
パネルディスカッションでは『熊本の「意志ある未来」に向けて』をテーマにそれぞれが意見を交わしました。
【俳優 宮崎美子さん】
「(熊本県は)夏休みのおばあちゃんの家のイメージ。世界中のほっとできる場所。でもそのおばあちゃんがAIを駆使して最先端の農業をやる」
【元バレーボール日本代表 古賀紗理那さん】
「(スポーツチームの)地域密着がさらに進むと(県民の)関心度も高まる」
また、蒲島前知事は熊本地震後の対応について「スピード感を持って『創造的復興』という目標を掲げたことが今の熊本につながっている」と振り返りました。
笠原頭取も「熊本地震がきっかけで産学官金の連携の基礎ができた」と話し、県内で進む半導体産業への投資について、「経済波及効果を得るためには、熊本の企業がリスクを取って投資をして、リターンを得ることが大事」と述べました。