大分県国東市に事業所を構える本田航空が、販売拠点の新設や操縦士を訓練する事業の強化を発表し25日、関係者を招待して事業の説明を行いました。
◆本田航空 清水博之社長
「大分空港は非常に教育も含めて環境的には適している」
「今後、一緒に空の領域では大いに発展できるかなと考えています」
埼玉県に本社のある本田航空は4月、大分事業所に「ホンダジェット事業部」を新設しました。
25日は大分県や国東市の関係者などおよそ15人を招いて事業の説明を行いました。
これまで他社の代理店に委託していた小型ビジネスジェット機、「ホンダジェット」の販売を大分県を拠点として行っています。
また、操縦士の訓練事業も強化し、現在は本社と分散しているパイロットの訓練を来年4月から、すべて大分で行うということです。
◆佐々木理人記者
「高級感のあるつくりになっていて、 小さな機体ですがゆったりとくつろぐことができる」
また、25日は関係者向けに「ホンダジェット」が展示され、内部の様子も公開されました。
さらに、体験搭乗が行われ、桑田副知事などが30分間の空の旅を楽しみました。
「ホンダジェット」の定員は8人で、最高時速はおよそ800キロ。
値段はおよそ11億円で国内ではこれまでに17機が販売され、法人のほか、個人での利用もあるということです。