立憲民主党は25日、自民党に対し、ガソリン税の暫定税率を廃止する法案を8日1日に召集される見通しの臨時国会に野党共同で提出する方針を伝えた。
自民の坂本国会対策委員長と立憲の笠国会対策委員長は国会内で会談。
笠氏は、暫定税率の廃止法案を臨時国会に共同提出する方針を伝え、法案の審議入りを求めた。
これに対して坂本氏は「様々な課題もある」と審議入りに難色を示し、「新しい財源を見つけるという課題に野党としても責任を持って考えてほしい」と求めた。
また、笠氏は、審議を先送りする場合には、与野党の協議体を設置することを提案し、引き続き協議していくことになった。
一方、日米関税交渉での合意を踏まえ、衆院予算委員会で石破首相出席の集中審議を8月4日に行う方向で調整を進めることになった。
臨時国会の会期については、坂本氏が5日間を提案したが、笠氏は「了承できない」との考えを伝え、合意には至らなかった。