アメリカのトランプ大統領は25日、イギリス北部スコットランドに到着しました。
滞在中にEU(ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長と会談し、貿易問題について協議します。
アメリカ・トランプ大統領:
EUと合意する可能性は五分五分だ。高い確率だ。
トランプ大統領はスコットランド滞在中の27日、EUのフォンデアライエン委員長と会談し、貿易問題について協議する予定です。
トランプ氏は記者団に対し、EUとの間にはまだ懸案が残っているとした上で、貿易問題で「合意する可能性は五分五分」で、「合意すれば最大の取引となるだろう」と語りました。
トランプ氏は7月12日、EUからの輸入品に8月1日から30%の関税を課すと通知しています。
ロイター通信は、EU当局者らの話として、アメリカとEUが大枠で合意に達する可能性があり、アメリカはEUに対する関税率を15%とする見込みだと伝えていて、交渉の行方が注目されます。