去年、創建1300年を迎えた多賀城跡を照らすライトアップイベントが、7月26日から始まります。日本三大史跡に数えられる歴史名所に観光客を呼び込もうと企画され、24日、報道公開されました。
記者リポート
「復元された南門を通ると、奥にある正殿跡まであたたかな光に照らされ、幻想的な雰囲気に包まれています」
ナイトタイムイベント「TAGAJO YOGOTO(タガジョウ ヨゴト)」は、創建1300年を記念した去年に続いて行われるものです。
多賀城は奈良時代の724年に設置され、古代東北の政治・文化・軍事の中心地でした。
南門から続く南大路や基礎だけが残る正殿の跡地がライトアップされ、光と音楽で、多賀城1300年の歴史が彩られています。
日本三大史跡にも数えられる名所をより多くの人たちに知ってもらうとともに、夜に楽しめる観光スポットを作ることで、県内に宿泊する人を増やそうと、県が企画しました。
県観光戦略課 松本裕紀課長
「暑い夏だが、現地は風が吹いていて、涼しさも感じられる。多賀城の魅力を感じてもらいたい」
このイベントは、7月26日から8月3日までの9日間、行われていて、土日には飲食ブースが設けられます。