子供向け国際交流イベントの返金トラブルをめぐる問題で、被害者からの弁済の申し込みが1200件あり、金額にして4000万円以上に上ることが分かりました。
この問題は、仙台市青葉区の旅行会社、ハローワールドが企画した子供向けの英語キャンプが中止となったにも関わらず、参加費用の返金が滞っているものです。
日本旅行業協会では、7月25日まで費用を弁済する制度の受け付けを行っていて、全国の被害者から1200件、あわせて4000万円以上の申し込みがあったということです。
一方で、弁済限度額は1100万円のため、全額の救済は困難となる見通しです。
この返金トラブルを受けて、県は6月、ハローワールドに対し、旅行業の登録を取り消す行政処分を行っています。