甲子園への切符をかけた夏の高校野球県大会。ベスト4が激突する準決勝の2試合が行われた。

<準決勝・第1試合 日大山形vs.酒田南>
2回裏、酒田南はノーアウト満塁のチャンスで8番・渡邉。セカンドゴロでダブルプレーに倒れるも、その間にランナーが還り1点を先制、このあとさらに2点を加えこの回3点を奪う。

一方、日大山形も3回表に1点を返すと、このあと双方が点を取り合い酒田南3点リードで5回を迎える。

追う日大山形は5回表、1番・小川の犠牲フライで1点を追加。差を2点に縮めると、続くチャンスで4番・佐藤塁がレフト前へ2点タイムリー。
5対5の同点に追いつく。

追いつかれた酒田南は5回裏、ノーアウト満塁のチャンスを作るが、三振とダブルプレーに倒れ、このチャンスを活かすことができず。

一方の日大山形は、6回表に1点を勝ち越すと、3人が継投した酒田南の投手陣を捉え続け、3回以降毎回得点。12対5、大差の勝利で決勝進出を決めた。


<準決勝・第2試合 山形南vs.鶴岡東>
初回、連覇をねらう鶴岡東は1アウト3塁から、3番・松下がセンター前にタイムリー。
このあとさらに1点を加えて初回から3点を奪う。

追う山形南は1回裏、2アウト3塁で4番・遠藤。レフト前に弾き返しすぐさま1点を返す。

しかし3回以降、鶴岡東の猛打が爆発。
3回表、ノーアウト満塁から6番・柏木の2打席連続タイムリーで2点追加。
すると、このあと6回途中までにさらに5点を追加し、試合を決定づける。

6回表、10対1で迎えた鶴岡東・柏木の第3打席は、ライトスタンドに叩き込む大会4号のソロホームラン。
鶴岡東が11対1、コールドゲームで山形南を下し連覇に王手をかけた。

日大山形と鶴岡東の決勝戦は26日(土)、中山町のヤマリョースタジアム山形で午前10時プレイボール。

さくらんぼテレビ
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