夏の高校野球富山大会は24日に準決勝が行われ、未来富山が富山第一を下し、初の決勝進出を決めました。

*リポート
「じりじりと太陽が照りつける中、球児たちの熱い夏、甲子園への切符をかけた準決勝が行われます。会場には熱い声援も響いています」

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準決勝第1試合。春の北信越大会で13年ぶりの優勝を果たした富山第一とプロ注目の左腕・江藤擁する未来富山が対戦しました。

試合が動いたのは4回裏。未来富山はノーアウト満塁のチャンスで6番キャプテンの松井。レフトへのタイムリーヒットを放ちます。

未来富山はこの回連続タイムリーで一挙5点を奪います。

投げてはエース江藤が140キロの速球を織りまぜた安定感のあるピッチングで7回まで無失点の好投。

対する富山第一は8回表に1点を返しますが、反撃はここまで。

未来富山が6対1で秋・春王者の富山第一を下し、初の決勝進出です。

*富山第一 エース 岩寺翔義投手
「新チームになってから、県大会で負けていなかった。悔しい」

*富山第一 先発 和泉詩大選手
「自分たちが行けなかった甲子園に行ってほしい」

*富山第一 福田一颯主将
「自分たちが成し遂げられなかった県勢初の甲子園ベスト4を成し遂げてほしい」

*未来富山 完投勝利 江藤蓮投手
「(Q初の決勝進出今の心境は?)素直にうれしい。決勝も自分のピッチングをして絶対チームを甲子園に連れて行きたい」

*未来富山 先制タイムリー 松井清吾主将
「抽選会のときも江藤投手を甲子園に連れて行くと言ったので、有言実行目指して、必ず甲子園に行く」

決勝戦は26日に、富山北部と高岡商業の勝者を相手に富山市民球場で行われます。

富山テレビ
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