参議院選挙で与党が過半数割れとなったことを受け、責任をめぐって石破首相の進退問題が焦点となっていますが、本人は続投を表明しています。ニュースイットでは、 石破首相は続投か、辞任か、県民にアンケートを行いました。
吉田圭吾アナウンサー:
「石破総理の今後について現段階で県民はどのように感じているのでしょうか」
県内の有権者50人に石破総理は「続投すべきか」「辞任すべき」か、緊急アンケートを実施しました。
<続投を選んだ人>
「早くから何にもしてないのに代われ代われというのはあかん。ある程度石破さんにもうちょっと頑張ってほしい」
「8月のトランプ関税に関しては責任を持ってやってほしいので続投。(結果はどうであれ次の人がどう変えていくかも見たい)」
<辞任を選んだ人>
「選挙も負けてしまったし辞任でいい。石破さんだとトランプさんとうまくいかなそう」
「党内で味方だった人からも辞めた方がいいと言われている時点でどうなのか」
「生活的にも苦しいし、国民の意見が反映されてないのでは」
参院選の与党大敗の責任を取るべきとの声があったほか、かこんな意見もありました。
「誰がやっても変わらない。残っているだけ選ぶ人がいないからしょうがない」
「総理になる前の発言と後の発言が全然違う。ちょっとがっかり。(代わりは)世代交代として小泉さん」
県民50人に話を聞いた結果は―
続投:24人
辞任・26人
ほぼ同数の票になりました。ただ「続投」と答えた人の中にも「区切りがつくまでは」や「他にやる人がいないから」といった消極的な意見が目立っていました。
取材した記者によると、続投でも、辞任でも「結局、誰がなっても同じ」という「諦めの声」も多かったようです。