ドラッグストアのゲンキーを展開する坂井市の「ゲンキードラッグストアーズ」が29日、決算を発表しました。
ゲンキーの2025年6月までの年間売上は2007億円で、前年より8.6%増加し、初めて2000億円を突破しました。
最終的な利益は、前年より11.7%増の70億円で、売上・各利益ともに過去最高となりました。
藤永 賢一社長は「食品の構成比が上がり、それがけん引したと言える。(売上に占める食品の)構成比が70%を超えた。スーパーやコンビニの食品カテゴリーを取りに行くコンセプトが近所の中で安く買えるということで奏功した」と話しました。
物価高の中、生鮮食品のディスカウント戦略を進め、節約志向の消費者を取り込んだことや、プライベートブランド商品の充実などによる高い利益率が、今回の好業績の要因としています。
2026年度も増収増益を見込んでいます。