暑さ対策の最前線を紹介する「猛暑対策展」が23日から始まっています。

毎年夏に開催される「東京猛暑対策展」。
6月から厚生労働省が職場における熱中症対策を義務化したことを受けて、2025年は過去最多の119社が出展し、事業者向けを中心に多くの製品が展示されています。

手首に巻くと脳や内臓など体の中心部分の温度を推定して、異変があると振動などで警告を出すリストバンドのほか、“首につけるエアコン”ともいわれる「ウェアラブルエアコン」は水を加えて電源を入れると、外の気温に対して最大20度も温度を下げてくれるということです。

「ウェアラブルエアコン」を体験した記者によると、首の前後の部分全てが冷却プレートによって冷やされていて、冷たさを感じられるということです。

水を使用した商品は他にもありました。

「BODYCOOL SMART-X」というベストは、水を入れて全体になじませてから着用すると、体の前面と背中の部分を冷やすことができます。
バッテリーも不要で、着ている感覚がないくらいとても軽量だといいます。

2026年には帽子バージョンも販売する予定で、普段の生活でもより手軽に使用しやすくなるということです。

暑さを乗り越えるアイテムが勢ぞろいした展示会は、23日から3日間開催されます。

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