富山と中国の大連を結ぶ定期便が、8月から運休することになりました。
航空会社は「機材繰りのため」としていますが、低調な搭乗率が影響しているとみられています。
中国南方航空の富山・大連便は、コロナ禍の運休を経て、去年6月に運航を再開し、現在は水曜と土曜の週2便運航しています。
当初は9月から10月まで運休する計画でしたが、中国南方航空は来月2日から前倒しで運休することを決めました。
「機材繰りのため」と説明しています。
県や航空会社によりますと、昨年度の搭乗率は44.2%にとどまり、今年度も同程度で推移していましたが、お盆の時期と重なる8月は60%ほどとなる見込みでした。
富山市の旅行会社ニュージャパントラベルの松田社長は、「がっかりしたが、富山からの利用客が少ないのが実態。県と連携して大連の魅力を伝える必要がある」とコメントしています。