熱中症のリスクを減らそうと武雄市は独自に郵便局や薬局を暑さをしのぐ休憩所として開放するなど対策を強化しています。
武雄市の小松市長は22日の会見で、熱中症予防の一環として市内の公共施設などを「たけおひんやりスポット」と名付け、熱中症予防休憩所として開放すると発表しました。
今年度は市内の郵便局や薬局などを活用することで、休める場所の数を約1.5倍の40カ所に増やしています。
また武雄温泉駅前の広場にミストシャワーを新たに設置したほか、すでにある噴水については水が出ている時間を長くするなどして、人が集まる場所の暑さ対策も進めているということです。
【小松市長】
「私たちとしては駅前をですね、用事がなくても集まる場所にしたいと思ってます」
消防庁によりますと県内で、熱中症で救急搬送された人の数は今年5月以降で約350人で、去年の同じ時期と比べ1.5倍以上となっています。