31年ぶりの社殿の改修が進む佐賀市の佐嘉神社で工事の見学会が開かれました。

佐賀市の佐嘉神社は、1933年から10代佐賀藩主鍋島直正(なおまさ)と11代鍋島直大(なおひろ)を祀っています。
佐嘉神社では、佐賀市の中野建設などが社殿の改修工事を行っていて、23日、県建築士会の会員などが工事を見学しました。
佐嘉神社では、鍋島公を祀る本殿の前に祝詞殿、神楽殿があり、毎年大みそかにはここで、鰤祭が行われています。31年ぶりの改修工事では、神楽殿の床を撤去し、およそ40センチ低くする作業や、一部の屋根の解体・新しく増築する作業などが行われていて、参加者は梁や屋根として組み立てる前の桧の部材を間近で見るなどして、大工の手作業に息をのんでいました。

【佐賀県建築士会・小島啓会長】「見た感じ材料も普段の住宅建築には使わないような材料ばかりで非常に貴重な体験となりました。公園も整備されるということで、非常に人も寄り安いような感じになるんじゃないかなと思います。将来につながるいい集いの場になればいいなと思っています」

工事期間中の祈願などは場所を変えて行われています。

サガテレビ
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