風鈴の音で涼を感じることができます。伊万里市の大川内山で毎年恒例の風鈴市が開かれていて、地元の窯元が作った約3000個が展示されています。
【岩部リポート】
「こちらの通りの軒先には色とりどりの風鈴が並んでいて涼しげな音色を楽しめます」
江戸時代に鍋島藩の窯があったことから「秘窯の里」と呼ばれる伊万里市の大川内山。2004年から毎年開催されていた「伊万里風鈴まつり」は今年から「鍋島藩窯風鈴市」として新しく生まれ変わりました。
今年は29の窯元を中心に制作した約3000個の風鈴が店内や軒先に展示されています。また、今年は新作の風鈴も1000個以上登場。
今回は、赤・白・紺など“無地の風鈴”も多く用意され、洗練されたデザインと涼しい音色を楽しめます。
訪れた人たちは風鈴を眺めたり写真を撮ったりして涼を感じていました。
【訪れた人】
「めっちゃ可愛いですね。外の音はとてもきれいです」
【訪れた人】
「切り立った山の里にこんな窯がいっぱいあってすごい素敵ですよね、来てよかったです。風鈴がたくさんあってそれだけで暑いけど癒された。涼しげな感じがした」
鍋島藩窯風鈴市は8月24日まで開かれています。
また、23日には夏祭りも行われ、夜は大川内山が幻想的な灯りに包まれます。