宮崎と鹿児島に店舗を置く南九州ファミリーマートが牛乳の消費拡大につなげようと、南日本酪農協同のデーリィ牛乳などを使用した商品の販売を22日から始めました。
販売が始まったのは、南日本酪農協同のデーリィ牛乳などを使用したグラタンやクリームパスタ、それにシュークリームなど7品です。
南日本酪農協同によりますと、昨年度のデーリィ牛乳1リットルパックの消費量は10年前と比較しておよそ20％減少。
また県によりますと、2015年には280戸だった県内の酪農家の件数は、えさ代の高騰などの影響で去年200戸まで減りました。
（南九州ファミリーマート総合企画部・田之上祐成広報担当）
「少子化を背景に牛乳の需要が落ちているという話も聞いたりしますので、当企画を通じて牛乳の消費拡大につなげていただいて、あとは生産者の皆様の応援にもつながればなと考えています」
このコラボ商品は、宮崎と鹿児島のファミリーマート390店舗で、およそ1カ月間販売されます。
