岐阜県山県市(やまがたし)の「山県ばすけっと」では、JAが地元の農家やメーカーと協力し、野菜などの特産品を販売しています。店内の飲食店「山県ごはん」に2025年夏、“大盛りメニュー”が登場し、話題になっています。
話題となっている“大盛りメニュー”は、ナスの天ぷらが山のようにどっさり盛られた「ドサ丼MAX!!」です。さらに、キュウリの塩づけが6本もついてくるため、丼とあわせた総重量は1キロ超えとなります。
この店では、ごはんとナスの量が半分のノーマル「ドサ丼」が6月から販売されていて、その反響の良さに、今回「ドサ丼MAX!!」の販売を7月にスタートさせたということです。
山県ばすけっとの担当者:
「夏野菜でキュウリやナスがたくさん取れるので、どっさり取れるという意味も込めて。フードロスにならないためにも何かできないかと考えた結果、『ドサ丼』が生まれました」
新鮮野菜は毎朝、農家によって届けられます。旬の時期には量が多すぎて、夕方には余ってしまう事もありました。これまでは原則、出荷した農家の持ち帰りでしたが、店がレストランでの食材として購入し、フードロス削減につなげています。
「ドサ丼MAX!!」の作り方は、お皿に岐阜産ブランド米・ハツシモ600gを盛り付け、甘めの天丼のタレをかけたところで、旬のナスに切り込みを入れて170度で揚げます。
そして、ご飯を隠すようにバランスをとりながらナスを飾りつけ、てっぺんに糸唐辛子をのせたら完成です。「ドサ丼MAX!!」は、ボリュームもある事から、注文する人はまだ1日1組ほどだといいます。
山県ばすけっとの担当者:
「女性の方は2〜3人でシェアしていただけたらおいしく食べられると思います。チャレンジしたい方は、1人でどれだけ食べられるのかを楽しんでいただけると嬉しいです」
「ドサ丼」と「ドサ丼MAX!!」は平日限定メニューです。