長野地方気象台は長野県では、7月22日夜遅くにかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけています。北部と中部では、22日夜のはじめ頃にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
長野県では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇、上空の寒気の影響で、22日夜遅くにかけてと、23日昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みだということです。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、大雨警報の範囲を拡大する可能性があるということです。
■雨の予想
長野県では、22日夜遅くにかけてと、23日昼過ぎから夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
・22日に予想される1時間降水量（多い所で）
北部 50ミリ
中部 50ミリ
南部 50ミリ
・23日に予想される1時間降水量（多い所で）
北部 40ミリ
中部 50ミリ
南部 50ミリ
・22日午後6時から予想される24時間降水量（多い所で）
北部 80ミリ
中部 80ミリ
南部 80ミリ
気象台は長野県では、22日夜遅くにかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけています。北部と中部では、22日夜のはじめ頃にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。長野県では、22日夜遅くにかけてと、23日午後は、低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけています。降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
