夏の甲子園をかけた第107回全国高校野球選手権長野大会は7月19日、20日、セキスイハイム松本スタジアム(松本市)で準々決勝4試合が行われました。全ての試合が「公立」対「私立」となり、いずれも「私立」に軍配が上がった。「聖地」まであと2つ。準決勝2試合は23日、同球場で行われます。
■伊那北が反撃するも佐久長聖が勝利
7月19日の第1試合は、3年ぶりの優勝を目指す佐久長聖と伊那北の対戦。
初回、伊那北がタイムリーツーベースで先制。 1対1で迎えた3回、佐久長聖が逆転。その後も追加点を奪い、突き放しました。
粘る伊那北は、4回、6回と1点ずつ返すが、反撃もここまで。
佐久長聖が6対3で勝ちベスト4に進出しました。
佐久長聖6ー3伊那北
■68年ぶりベスト8の屋代は先制も敗退
第2試合は、68年ぶりに準々決勝に進んだ屋代高校と松本国際の対戦。 2回裏、ノーアウト満塁とした屋代が1点を先制しました。
松本国際は5回に1点を返して、6回に逆転。さらに終盤、得点を重ね、松本国際が6対1で屋代を破り、準決勝に進出しました。
松本国際6ー1屋代
■22年ぶりベスト8の長野工業は敗退
7月20日の第1試合は、2003年以来の22年ぶりのベスト8に進出した長野工業が松商学園と対戦。
1回表に松商学園が先制するが、その裏、長野工業はタイムリーヒットを放ち、同点に追いつきました。しかし、その後は松商学園が5回に2点を追加。
3対1で長野工業を下し、松商学園が2年ぶりに準決勝進出を決めました。
松商学園3ー1長野工業
■上田西はコールド勝ち
第2試合は、2年ぶりの優勝を狙う上田西が、初の4強入りを目指す長野西と対戦。
上田西は3回に先制した後、4回に3点、5回に2点、8回に1点と得点を重ね、8回コールド7対0で長野西を破り、ベスト4に名乗りを上げました。
長野西0ー7上田西
■準決勝の組み合わせ
準決勝2試合は23日、セキスイハイム松本スタジアム(松本市)で行われる予定です。
組み合わせ
第1試合 佐久長聖ー上田西(午前9時)
第2試合 松本国際ー松商学園(午前11時30分)