収穫したばかりの特産のモモを各農家が出し合って品質を確認する「目揃え会」が魚津市で行われました。

魚津市で行われた目揃え会には、市内のモモ農家5軒が参加。

モモの主力品種、「あかつき」や「なつっこ」を持ち寄り、色づきや硬さ、糖度などを丁寧に確認しました。

今年は日照時間が長く、雨が少ないことから、モモは色づきが良く、実はやや硬めですが、糖度も14度から18度と高めで、農家からは「甘くて仕上がりがいい」といった声が聞かれました。

ただ、連日の猛暑に加え、今後も雨の少ない日が続く見通しで、実の成長が早まることから、県の担当者は「取り遅れに注意してほしい」と呼びかけています。

このあと、近くの農園では、市や農協の関係者およそ20人が集まり、地元の果樹振興会の伊東仁志会長が「魚津の果樹シーズン」のスタートを宣言しました。

桃は主に各農家の直売所で販売され、価格は物価高の中でも去年と変わらないということです。

収穫と販売は22日から本格化し、販売は来月中旬ごろまで続く見通しです。

*魚津市もも研究会 関口春樹会長
「非常に甘いジューシーな桃が仕上がっているので、ぜひ皆さんに味わってもらいたい」

富山テレビ
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