7月21日は3連休の最終日でした。
学校の夏休みの始まりと重なり、各地にぎわったようです。
鹿児島県内各地の3連休の様子を振り返ります。
鹿児島県肝付町にある全寮制の中高一貫校、楠隼。
全国から生徒が集まり、難関大学の合格を目指し、勉強漬けの寮生活を送っています。
夏休み初日の19日。
長期休みに入るとおなじみの光景が校内にはひろがります。
大きな荷物を持った生徒達たちが次々に乗り込むのは、肝付町が借り上げ費用を負担しているバス。
生徒の4割が県外出身者で、長期休みで帰省する生徒たちを空港に送迎しています。
町では帰省にかかる公共交通費の2分の1も助成しているそうです。
Q.どこに帰るんですか?
楠隼の生徒
「北海道です。テレビやゲームなど、あまりこちらでできないことをたくさんしたい」
「東京に帰ります。家族と旅行に行ったり団らんをすることが楽しみ」
こちらのバスに荷物を積み込む運転手さん。
バスの運転手
「うわ、これは大変。すごいよ、本が」
生徒たちは参考書をたくさん持ち帰っているようです。
約120人がそれぞれの夏を楽しむため空港へ向け出発しました。
「ソイヤッ!ソイヤッ!」
威勢のいいかけ声が響いたのは20日の鹿児島市・天文館。
鹿児島の夏の風物詩、おぎおんさぁです。
20日の本祭では、約2500人が参加するご神幸行列が天文館を練り歩き、7m以上もある傘鉾を、あごや、肩、片手に乗せる技は観客を沸かせました。
おきおんさぁの観客
「暑いけれど、ここへ来ると気持ち良くなる。健康のため」
「ソイヤソイヤ」
そして、大人神輿の上では子供の無病息災を願う「稚児上げ」も行われました。
稚児上げされた子供の母親
「健康で、すくすく育ってもらいたい」
おぎおんさぁは、21日夜9時までウォーターフロントパークで後夜祭が行われています。
一方、こちらは、滝から今にも落ちそうな3兄弟に・・・!?
見る方向によって異なる動物が現れる不思議な絵画。
テーブルの上に置かれた箱の中には・・・?
鹿屋支局・春山たかよ記者
「(扉を開けて)人が入っているんです!鹿屋市ではトリックアート展が開催中です!」
リナシティかのやで開かれているトリックアート展。
展示されている25の作品は、全て芸術家たちの手書きで、人が入って撮影できる体験型の芸術鑑賞です。
この3連休の来場者は800人を越えていて、屋内で暑さをしのぎながら楽しめると人気を呼んでいました。
来場した子ども
「楽しい。また来てみたい」
「海に落ちそうで怖い」
リナシティかのや芸術文化学習プラザ担当・古田由香さん
「トリックアート展なので自分だけのおもしろ写真を撮ってほしい」
このイベントは8月3日まで開催されています。