近年、全国的に増加しているSNSを通じた犯罪被害を防ごうと、鹿児島市の高校で特別授業が行われました。

この取り組みは、SNSや出会い系サイトを通じて性犯罪などの被害に巻き込まれる生徒を減らそうと、県教委と県警が連携して初めて行ったもので、錦江湾高校の全校生徒約480人が参加しました。

近年、スマートフォンの普及によりSNSなどを通じて児童や生徒が性犯罪などの被害に遭うケースが全国的に増えていて、県内でも2024年の1年間で中学生や高校生ら9人が犯罪に巻き込まれています。

生徒たちはSNSで知り合った相手からわいせつな行為を受けたり、ストーカー被害に遭う事例などをまとめた動画を視聴し、インターネットに潜む危険性を学んでいました。

生徒
「その時の感情だけで(画像などをSNSに)簡単にあげたり信用するのではなくて、ちゃんと後のことを考えて使っていきたい」
「もし(知らない人と)つながったり連絡が来た時に、すぐ話すのではなく親などに相談して対処したい」

鹿児島テレビ
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