真夏の政治決戦、参議院議員選挙が20日行われました。

宮崎選挙区は接戦となり立憲民主党の山内佳菜子氏が初当選を果たしました。
立憲民主党の山内氏は19万3909票をとって自民党現職の長峯氏にわずか4791票差で勝って当選しました。

(立憲・新人 山内佳菜子氏)
「6年間、全身全霊を込めて、心を込めて、みなさまの命と暮らし、そして尊厳を守る。そしてみなさまの大切な故郷を守る、その思いで全力で取り組んでまいります」

選挙戦では、物価高対策として食料品の消費税率を一時的に0%にすることや、子育て支援の充実、農家の所得補償などを訴えました。

(立憲渡辺創選挙対策本部長)
「実質的に4カ月弱の戦いだったと思う。衆参共に宮崎県で持つことができた」

自民党の長峯氏は、3期目の当選を果たせませんでした。

(自民・現職 長峯誠氏)
「私はいち県民となりますけれども、下働きをしっかりとさせていただきたい。何ができるか今から考えるが、皆様それぞれに小さな小さな恩返しができるように努力していきたい」

(自民・古川禎久選挙対策本部長)
「時代がこれだけ動いているのに、今までの政治、政党政治がそれにこたえられているのか、えらこたれていないじゃないか、そういうものが国民の胸の内にあるんじゃないか」

今回の選挙では、参政党の滋井氏が保守層や無党派層に浸透し、9万7756票を獲得しました。

自民・立憲の接戦や参政党の躍進で投票率は57.19パーセントと15年ぶりに50%を超えました。

テレビ宮崎
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