参議院選挙は7月20日に投開票が行われ、4人が立候補した岩手選挙区では立憲民主党の現職・横沢高徳氏(53)が2回目の当選を果たしました。
立憲民主党の現職・横沢高徳氏は27万8000票余りを獲得し、次点となった自民党の元議員・平野達男氏(71)に約10万票の差をつけて勝利しました。
横沢氏は岩手県矢巾町出身の53歳で今回が2回目の当選となります。
選挙戦ではガソリン・軽油の暫定税率廃止や社会保障の充実などを訴えました。
2回目の当選 立憲・現 横沢高徳氏
「物価高騰をはじめ、コメの問題も待ったなし。1次産業そして福祉そういった面をとにかく一生懸命取り組んでいきたい」
自民・元 平野達男氏
「力不足、訴える力が本当に弱かった。その点についてはおわび申し上げる。申し訳ございませんでした」
また全国的に躍進した参政党から出馬した及川泰輔氏(46)は10万票あまりを獲得する健闘を見せました。
参政・新 及川泰輔氏
「悔しい気持ちは大きいけれども、期待に応えられなかったというところが本当に私の力不足だった」
県内の投票率は59.1%で、前回3年前の選挙を3.72ポイント上回りました。
勝利から一夜明けた21日、横沢氏は事務所で朝刊に目を通しながら2期目への抱負を語りました。
立憲・現 横沢高徳氏
「(21日朝)テレビや新聞で自分の写真を見て『再選したんだ』という思いを再確認した。未来にもっと希望が持てる日本を岩手からつくっていかなければならない。これまでの活動を大きく前進させていく2期目としていきたい」
横沢氏には23日に県庁で当選証書が付与されます。